lumentop
展覧会情報

映像音響詩の世界

nakamura

作曲家中村滋延がつくる音楽としての映像アート

映像音響詩とは作曲作品としての映像であり、視覚的要素を構成に取り入れた音楽です。
海外メディアアートフェスティバルで発表した映像作品が国際ビデオアート賞(ドイツ)、国際ライトイメージビデオアート賞(イタリア)、vid@rte入選(アメリカ)など、数多く受賞している、作曲家の中村滋延がつくる映像音響詩をお楽しみください。

7/22の上映終了後は電子音楽研究家の川崎弘二氏を迎えてのトークを予定しております。


会期

2018年7月20日(金)~22日(日) 


上映時間

20日(金)21日(土)22日(日)
プログラムA 17:30〜16:00〜14:30〜
プログラムB 19:00〜17:30〜16:00〜



料金

1回券 1000円、 2回券 1500円


主催

ノイ創作工房 http://nkmr1950.sakura.ne.jp/wp/event/neu/

共催

Lumen Gallery


推薦紹介文

エコーの効いた破裂音とともに四方から瞬間的に現れるモノクロ像。今、何を見たのか。目が慣れてくると、そこに映っているのは、人の足であり、靴であり、足が着地する地面であることに気づく。1994年に神戸ジーベックホールで発表された《WALK》の、この衝撃的なオーディオとヴィジュアルの切り込みは、未だ視聴覚作品のデジタル制作が一般的でなかった時代、ビデオアートがマルチメディアと言い換えられようとしていた時期に、視覚と音楽に関する強烈なテーゼを押し出した。我々は音を聞いて視覚像を見るのか、あるいは、視覚像を見て音を理解するのか、視覚と聴覚が感覚を共有し合うギリギリの限界線はどこにあるのか。後に中村氏が制作した「眼と耳の対位法」をはじめとする一連の企画は、関西地区を、日本で最も先鋭的なデジタルアートの発信地に仕立て、氏の国際的活躍とともに「映像音響詩」という呼称も拡散した。リズムや速度、形の構成、聞くことと見ることの生理など、合理的に整理された構造美は、たとえば《LUST》に現れる政治、金、性のように、そこに実録された像の具象性によって別ベクトルでの深まりを付与され、時代を乗せる立体的な意味世界へと拡張する。

水野みか子(作曲・音楽学、名古屋市立大学芸術工学部長)


作曲家・中村滋延は1970 年代からいわゆる現代音楽の分野での活動も行いつつ、1980 年代以降はシンセサイザーやサンプラーを使用した作曲を手掛け、さらに1990 年代からは広義の電子音楽を伴う「映像音響詩」と名付けられた一連の映像作品群も手掛けている。本上映会で取り上げる中村の映像音響詩は16 作品にも上り、しかもそのほとんどの作品で作曲家である中村自身が音楽だけでなく映像も制作しているという、その創作スタイルのあり方は少なくとも日本の現代音楽の作曲家としては類を見ないものである。残念ながらこれまで中村の映像音響詩はフェスティバルやコンサートの1プログラムとして上演されることがほとんどで、その創作の軌跡について総括的に体験できる機会はなかった。上映会という形式によって中村の作品群を一度に鑑賞できるこの機会は、「映像音響詩」という中村による独自の創作を捉え直す、またとない貴重なチャンスであるものと考えている。

川崎弘二(電子音楽研究)

近日開催

VIDEO PARTY 2018

VP2018

各々の個々による様々な映像作品に出合う4日間!

VIDEO PARTYは公募による映像作品を国内外に紹介し交流することを目的とした上映展です。今年も各地より幅広い世代によって制作された様々なジャンルの映像が多数集まりました。今年も京都から上映をはじまります。
観る人作る人、それぞれ様々な形でVIDEO PARTYにご参加下さい。


会期

2018年7月28日(土)、29日(日)、8月4日(土)、5日(日) 


上映時間

7/28(土)7/29(日)8/4(土)8/5(日)
13:00-14:30 Prog.1Prog.5Prog.8Prog.4
15:00-16:30 Prog.2Prog.6Prog.7Prog.3
17:00-18:30 Prog.3Prog.7Prog.6Prog.2
19:00-20:30 Prog.4Prog.8Prog.5Prog.1



料金

 一般  学生 
1回券  1,000円  500円 
4回券  2,000円  1,000円 
フリーパス券  3,000円  1,500円 


主催

Lumen Gallery + AF PLAN


copyright by 光束舎 2018 last update 2018/01/08